Echo で再生した曲を Power BI でレポートしてみる② ~Apple Music API をつかって曲のメタデータも合わせて取得~
だいぶ時間が経ってしまったけど、以前自分が作成した記事、「初めての Power BI ~Echo で再生した曲をレポートしてみる~」 をバージョンアップしたので久しぶりにブログにまとめてみたいと思う。
レポートもある程度見栄えが良くなったし、ドリルダウンや関連フィルターもできて面白い感じになってきた。
けど、何かが足りない・・・。そう、このレポートて、基本的に「再生した日時」「曲名」「アーティスト」しかない。
echo で再生した曲を取得する際に、Alexa アプリを作らずに IFTTT を使って簡単に Webhook する仕組みからスタートしてるもんだから、上記の属性しか取れなかったりするわけ。
本来であれば、ジャンルや発売日、CD のジャケットなど再生した曲のメタデータを取得・記録したいんだけど、IFTTT で取得したデータだけだとその願いは叶いません。
(さっきのスクショはジャケット取得してしまってるけど)
そこで考えたのは、Apple Music API を使った曲のメタデータ取得。
当初のフローの流れは以下の通り。
- IFTTT で再生された曲を取得し、Webhook でPower Automate につなぐ
- Power Automate (Webhook) で曲名、アーティスト名、アルバム情報を受け取る
- SharePoint のカスタムリストに上記の情報を書き込む
これを以下のように変更しました。
- IFTTT で再生された曲を取得し、Webhook でPower Automate につなぐ
- Power Automate (Webhook) で曲名、アーティスト名、アルバム情報を受け取る
- Apple Music API に対して HTTP リクエストを投げる
- SharePoint のカスタムリストに IFTTT から受けっとった情報と Apple Music API から取得した情報を書き込む
① Power Automate のフロー全容は以下の通り。
② 再生した曲リストは以下のような感じになる。
③ 曲のメタデータはこんな感じ。
上記の②③を Power BI に読み込ませれば、CDのジャケット情報なども合わせて表示することができる。
今回は Power Automate で曲のメタデータ取得についてまとめてみた。 次回は Power BI で作った だい³ 初のレポートを紹介してみようかな。