だい³の備忘録

dai³が Power Platform を中心に色々とアウトプットするブログです

Echo で再生した曲を Power BI でレポートしてみる② ~Apple Music API をつかって曲のメタデータも合わせて取得~

だいぶ時間が経ってしまったけど、以前自分が作成した記事、「初めての Power BI ~Echo で再生した曲をレポートしてみる~」 をバージョンアップしたので久しぶりにブログにまとめてみたいと思う。

レポートもある程度見栄えが良くなったし、ドリルダウンや関連フィルターもできて面白い感じになってきた。

app.powerbi.com

けど、何かが足りない・・・。そう、このレポートて、基本的に「再生した日時」「曲名」「アーティスト」しかない。
echo で再生した曲を取得する際に、Alexa アプリを作らずに IFTTT を使って簡単に Webhook する仕組みからスタートしてるもんだから、上記の属性しか取れなかったりするわけ。

本来であれば、ジャンルや発売日、CD のジャケットなど再生した曲のメタデータを取得・記録したいんだけど、IFTTT で取得したデータだけだとその願いは叶いません。
(さっきのスクショはジャケット取得してしまってるけど)

そこで考えたのは、Apple Music API を使った曲のメタデータ取得。

当初のフローの流れは以下の通り。

  1. IFTTT で再生された曲を取得し、Webhook でPower Automate につなぐ
  2. Power Automate (Webhook) で曲名、アーティスト名、アルバム情報を受け取る
  3. SharePoint のカスタムリストに上記の情報を書き込む

これを以下のように変更しました。

  1. IFTTT で再生された曲を取得し、Webhook でPower Automate につなぐ
  2. Power Automate (Webhook) で曲名、アーティスト名、アルバム情報を受け取る
  3. Apple Music API に対して HTTP リクエストを投げる
  4. SharePoint のカスタムリストに IFTTT から受けっとった情報と Apple Music API から取得した情報を書き込む

① Power Automate のフロー全容は以下の通り。 https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/daisan3/20210922/20210922212350_original.png

② 再生した曲リストは以下のような感じになる。 f:id:daisan3:20210922210506p:plain

③ 曲のメタデータはこんな感じ。 f:id:daisan3:20210922210622p:plain

上記の②③を Power BI に読み込ませれば、CDのジャケット情報なども合わせて表示することができる。 f:id:daisan3:20210922210752p:plain

今回は Power Automate で曲のメタデータ取得についてまとめてみた。 次回は Power BI で作った だい³ 初のレポートを紹介してみようかな。 f:id:daisan3:20210922211051p:plain

我が家で流れた再生された音楽